彼にお断りをし、私はひとときのトキメキと決別した・・・・・はすだった




でも、考えるのは彼の事ばかり



楽しかった時間



彼の爽やかな笑顔



仕事をしていても家事をしていても、心ここにあらずだった



しばらくして彼からメールが来た



彼「スキマスイッチの奏を聴いてみて」



私「えっ?」



彼「今の僕の気持ちです」



YouTubeだったか何だったか、今ではすっかり忘れてしまったが、私はどこかでスキマスイッチの奏を探して聴いてみた



これが彼の気持ち



君が僕の前に現れた日から
何もかもが違く見えたんだ
朝も光も涙も歌う声も
君が輝きをくれたんだ



このフレーズが何度も何度も心の中に響いた



彼の存在も私に輝きをくれていた



夫とは既に別居していた私



子育てと仕事に追われ、誰かを好きになるなんて考えもしなかった日々



1年かけて彼の人間性を知るうちに、少しずつ彼に惹かれていた



彼の存在は私の日常にも輝きを与えてくれていた




珍しくセンチメンタルになってしまった



彼とこれからも一緒にいたいな



素直にそう思った